新中高生を激励、講演　那覇市母子寡婦福祉会

　【那覇】那覇市母子寡婦福祉会（仲盛光子会長）は４月２６日、那覇市金城のともかぜ振興会館で２０２４年度新中学生・新高校生激励会を開いた。
　会員の新中学生と新高校生らを招いた。
　会では、対象者に激励金を贈呈した。また、琉球歴史文化研究所クボウグランデの賀数仁然所長を講師に招き、「沖縄ってすごいぞ！～沖縄の歴史文化～」と題した講演もあった。　
　賀数さんは「資源が乏しく小さな国である琉球が他国のいいところを積極的に取り入れ、カスタマイズして高度な文化を築いてきた」などと話し、「歴史を知り、地元に誇りを持ってほしい」と参加者を激励した。
　仲盛会長は「子どもの学びを応援したいという方々のご縁で激励会を実施した。賀数さんの講演を通して子どもたちが自信と誇りを持って成長できるよう、後押ししたい」と述べた。　（中川廣江通信員）