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歌って踊って大爆笑 沖縄市、30人が芸能披露


歌って踊って大爆笑 沖縄市、30人が芸能披露 一番の爆笑に沸いた新作喜劇「芝居塾・すぐり者」 =19日、沖縄市民会館大ホール
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 【沖縄】中部地域の唄者の「歌って踊って大爆笑喜劇」(まちづくりNPOコザまち社中主催)が19日、沖縄市民会館大ホールで開催され、約800人の観客で盛り上がった。
 今年で11回目を数え、今では名物イベントとして定着。初回から参観している熱烈なファンもいて、この日は南部、北部地区のほか粟国村から「命(ぬち)ぐすいの楽しいイベント」と聞き、駆け付けた人もいた。
 民謡、踊り、芝居、歌謡曲ありの3時間半余の異色バラエティーショー。荘重な「かぎやで風」で幕開けした。
 徳原清文、湧川明、當間清子、いつみグループらベテラン、中堅の松田一利、村吉茜、仲宗根創、若手の宜壽次光らが出演し、特別ゲストに津波恒英、島袋恵美子を迎え、さらに親子、弟子コンビの演目もあり総勢約30人によるプログラム。それぞれが代表曲を熱唱し、観客を魅了した。
 フィナーレは徳原清文作、演出の初公開喜劇「芝居塾・すぐり者(むん)」。旗揚げ公演を目指す塾生と座長のとんちんかんのパフォーマンスに会場は一番の大爆笑に包まれた。
 (岸本健通信員)