「生徒たちを一緒にサポート」　国頭中で新任職員歓迎会

　【国頭】国頭村立国頭中学校（具志堅勝司校長）は１７日、同校体育館で２０２４年度ＰＴＡ総会と部活動の育成総会を開催し、決算報告や活動計画のほか、新年度予算や新役員などを承認した。総会終了後、本年度から同校に赴任した新任職員の歓迎会も催された。保護者や地域の人々が多く訪れ、職員らを激励した。
　「時代、地域にマッチしたＰＴＡ活動を展開し、楽しみつながりながら子どもたちの夢を応援しよう！」をスローガンに、国頭中学校の生徒を健全育成することが目的。
　本年度から赴任した具志堅勝司校長は「中学校に来るまで村内２校で勤務した。国頭村には、縁の深さを感じている。多感な子どもたちは家庭でもいろいろあると思うが、将来の自立のために一生懸命サポートして一緒に頑張っていきましょう」とあいさつした。
　知花麻美ＰＴＡ会長は、国頭村の概要を説明し「自然豊かな国頭村は、子どもたちも素直でとてもいいところだ。今日のこの会場を交流の場として一緒に楽しみましょう」と述べた。
　舞台では余興もあり、桃原・半地の保護者らによる踊りや専門部員によるダンスが披露され、場内から手拍子や大きな拍手が送られた。新旧役員らによる唄・三線と琉球舞踊で石垣市出身のバンド「ＢＥＧＩＮ」の「三線の花」も披露された。「安里屋ユンタ」では、舞台前で輪になって和やかに踊り、最後はカチャーシーで盛り上がった。　（新城高仁通信員）