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名護の街、花でいっぱいに 桜中生、苗植え付けに参加


名護の街、花でいっぱいに 桜中生、苗植え付けに参加 花の里づくりの会の儀保充会長(左から2人目)から、こつを学び、苗を植え付ける桜中学校の生徒ら=23日、名護市許田
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 【名護】名護高校付属桜中学校の2年生約40人が23日、名護市内の花壇の維持管理や花苗の生産に取り組む、花の里づくりの会(儀保充会長)の苗植え付け作業に参加した。技術家庭科の生物育成に関する授業の一環で参加し、発芽してすぐの「プラグ苗」をポットに植え替える作業をした。生徒らは、慣れないながらも、割り箸やフォークと呼ばれる器具を使い、一生懸命に作業に取り組んだ。
 植え付けたのは赤や黄色の花をつけるペンタスの苗。儀保会長は「楽しく、ゆっくりでいいから、丁寧に扱って」と話し、生徒らに作業のこつを伝えていた。桜中の比嘉琉希さん(13)は「これまでやったことがなかったので、貴重な体験となった。地道な作業で思ったより難しかったが、これから育つ様子を考えながら作業できて、楽しかった」と話した。
 (池田哲平)