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南城市知名区、照喜名朝一翁之像建立に38万円


南城市知名区、照喜名朝一翁之像建立に38万円 寄付金目録を建立期成会の照喜名進事務局長(左から2人目)へ手渡す知名区の前城隆区長(中央)ら=5月29日、南城市の知名ムラヤー
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 南城市知念知名区の前城隆区長らは5月29日、南城市の知名ムラヤーで、寄付金38万円を照喜名朝一翁之像建立期成会に贈呈した。知名区は2022年9月に死去した琉球古典音楽の人間国宝、照喜名朝一さんの出身地で、照喜名さんは地域の伝統行事「ヌーバレー」にも長年携わってきた。

 寄付金は知名区民から22万円、知名区から15万円、毎年ヌーバレーを記録している映像制作会社の南西ビデオからの1万円を合わせた額。

 期成会の照喜名進事務局長に目録を手渡した前城区長は「照喜名朝一先生は地域のために力を尽くした区の恩人だ」と述べた。

 (普天間伊織)