【名護】名護市東江を拠点に沖縄全域に難病や重度障がいのある人へのヘルパー派遣を行う「合同会社たいたい」(金城太亮代表)は2日、会社に併設するフリースペース「tai&Co.」を「子どもの居場所」として提供する取り組みの説明会を、名護市中央公民館で開催した。関心を寄せる関係者らが集まった。
金城さんは生後4カ月で難病の「脊髄性筋萎縮症」が判明し5歳から22歳まで療養入院した。「安心と安全」の代償に不自由な生活を送り、17歳で気管切開を選択しなければならなかったこと、就職における障がいへの偏見などを語った。
「20歳までは生きられないと告げられた自分が44歳まで生きている。未来を担う子どもたちと一緒に会社も成長したい」と、子どもたちの幸せを願う気持ちや使命感を話した。金城さんとの交流を通じて、子どもたちに多様性を受容する意識が養われることも期待している。営利目的でなければ大人も活用できる。問い合わせは電話0980(43)6492。 (池辺賢児通信員)
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子どもの居場所活用を 名護「たいたい」が説明会
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琉球新報朝刊
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