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津堅島で災害対応訓練 うるま、理科室の爆発事故想定


津堅島で災害対応訓練 うるま、理科室の爆発事故想定 子どもたちが水消火器の使い方などを学んだ津堅島災害対応訓練=10日、うるま市勝連津堅
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 【津堅島=うるま】うるま市与勝消防署は10日、津堅島災害対応訓練を同島で実施した。津堅消防団員の初動態勢の訓練やうるま市消防など各関係機関との連携強化を図る目的で、津堅自治会、津堅診療所、津堅小中学校、県ドクターヘリが参加した。
 学校の理科室で爆発事故が起きたと想定し、児童生徒の避難誘導や、診療所職員による負傷者の応急処置、ドクターヘリの要請などを訓練した。
 津堅分団員の幸良美佐子さん、宮城千賀子さんは放水を訓練した。幸良さんは「放水の瞬間はいつも緊張する」と話した。
 消火器の取り扱いで、消防士は「ピノキオと覚えてください」と説明した。児童生徒は「ピ(ぴんを抜く)、ノ(ノズルを延ばす)、キ(気持ちを落ち着けて)、オ(押す)」と口にして、水消火器で火元を模した用具に放水した=写真。 (東松根信子通信員)