シーの6番は、中量級の強豪牛・源勝采と沖縄移籍後2連勝と波に乗る渡具知尾白が激突する。
源勝采は鋭く長い角を使ったカケ技で相手を押し込み一気に腹取りを狙っていく戦い方を得意とする。戦歴は5勝2敗。
徳之島では山田牛虎(元沖縄軽量級王者・彪獣王)に初黒星を付けるなど高い評価を得ていた。
デビューから4連勝し、昨年の正月大会で当時の徳之島中量級王者・基山八宝に挑戦。善戦するがチャンピオンの高い壁は超えられず4分52秒で敗れた。
沖縄初戦は、昨年9月に闘勢神玖と対戦し9分8秒の激闘の末惜しくも敗走。連敗から気持ちを切り替え臨んだ2月の復帰戦では、剛毅に5分25秒で勝利している。
対する渡具知尾白は、2022年徳之島でデビュー戦を二代目いおりちゃん真捷白虎と戦い、敗れたのを機に沖縄へトレードされた。沖縄初戦は昨年10月の読谷まつり闘牛大会でまちかんてぃと対戦し4分4秒で勝利している。
続く2戦目は5月の読谷・東恩納合同ナイター闘牛大会で関東◯輝金星に不戦勝。
得意技はガン角を使ったワリ技とカケ技。今大会で4戦目ということもあり、その実力は未知数だ。
タイトルマッチの経験もある源勝采に新鋭の渡具知尾白がどう挑むか注目される。
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■シーの6番 源勝采×渡具知尾白 中量級強豪に新鋭挑む
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琉球新報朝刊
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