防災講座　分かりやすく　シニア向け、浦添市茶山自治会

　【浦添】浦添市茶山自治会（牧野淳子会長）は９日、「シニア向けの防災講座」を同公民館で開いた。高齢者が多い同区で防災や減災を分かりやすく伝える講座で、市防災危機管理課所属、防災士の照屋孝さんが講話した。
　照屋さんは阪神大震災のデータから「自助７：共助２：公助１」として「基本は自分の命と地域は自分たちで守ることが大事」と述べた。「日頃から家族や地域の人と避難場所の確認や、食料品の備蓄などを確認することが減災につながる」と呼びかけた。
　牧野会長は「資料も用意してくれて分かりやすく講話してくれた。自主防災組織づくりに向けて継続的に開催したい」と述べた。　（喜納高宏通信員）