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夏休み前 着衣泳学ぶ 今帰仁、親子が参加


夏休み前 着衣泳学ぶ 今帰仁、親子が参加 身につける着衣やペットボトルを使って浮く方法を実体験する子どもたち=6月9日、今帰仁村運天区にあるリゾートホテルベルパライソ屋外プール(今帰仁村教育委員会提供)
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 【今帰仁】今帰仁村教育委員会が主催する出張中央公民館講座「着衣泳体験教室~とっさの時、あなたの命を守れるか」が9日、同村運天区にあるリゾートホテルベルパライソ屋外プールで行われた=写真(今帰仁村教育委員会提供)。
 講師はNPO法人ナスクの矢貫明子理事が務めた。村内外から17人の親子が参加し、水難事故に遭遇した時の対応法について、海や川で遊ぶ機会が多くなる夏休み前に体験した。
 矢貫さんは、海に行く時のルールについて伝え、ペットボトルやロープワークなどを使い、事故時の対応法も紹介した。水難事故の場面を再現した寸劇も披露し、事故の危険性について真剣な表情で学んだ。
 参加した親子は「だいたいの知識はあるが、いざ実践するとうまくいかないんだなと思った」「服をつけたまま、落ち着けば浮けることが分かった」など感想を話していた。
 (新城孝博通信員)