与那原町小中連携に係る相互授業参観および研究会が10日、与那原中学校で開かれた。小中連携の推進や学習のギャップ解消を図るため毎年行われている。
町立学校を中心に、教職員が相互に公開授業や授業参観を実施。小学校と中学校それぞれの発達段階に応じた指導方法の違いや優れた事例を学び、理解を深める。
町内を中心に約150人の教職員が訪れ、クラスごとに分かれて授業を見学した。
与那原小学校から参加した百名美岬さんは「タブレットで画像やグラフを互いに見せ合いながら生徒同士が積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的だった」と感想を述べた。
同町の垣花英正教育長は「教育は常に進化している。平等かつ質の高い教育を提供できるように取り組みを継続していきたい」と話した。
(普天間伊織)