渡嘉敷幼稚園　５０周年祝う　最初は公民館で　延べ４２７人送り出す

　【渡嘉敷】渡嘉敷村立渡嘉敷幼稚園（嘉数雄信園長）の創立５０周年記念式典が１７日、同園で全園児や保護者をはじめ新里武広村長、金城満村教育長、當山清彦村議会議長ら約５０人が出席して開かれた。現在、１８人の園児（３～５歳児）、５人の職員が在籍している。
　同園は、１９７４（昭和４９）年４月、旧公民館に開園し、初代我那覇貞信園長（渡嘉敷小中学校長）、新垣光枝（旧姓・小嶺）教諭が赴任、５月１日に１６人の園児を迎え、第１回入園式が開かれた。８１年４月に現在の渡嘉敷小中学校内に園舎を新築移転した。２０１８年に２階建ての新園舎に建て替えし、現在まで４２７人の園児を送り出している。
　嘉数園長は「歴代園長、村当局、ＰＴＡ、地域の方々のご協力のおかげで今日の発展に至った。５０周年の節目を機に本園のさらなる発展充実に努めていく」と式辞を述べた。
　また、開園以来教諭を務め、退職後もボランティア活動を行っている新垣光枝さん（７６）に金城教育長から感謝状が贈られた。　（米田英明通信員）