【読谷】読谷村と村教育委員会、村青少年健全育成協議会は19日、村青少年健全育成村民総決起大会を村文化センター中ホールで開催した。県全体で、未成年の飲酒や喫煙などが全国平均を上回っていることから、夜型社会の風潮を変え、子どもの家庭、社会環境を整えることが目的。この日、県内小中学校の子どもらが夏休みを迎えたことを受け、子どもらへの見守りの徹底などを呼びかけた。
「夜10時には家庭で在宅確認」「子どもたちへの声かけ運動を実践」「早寝早起き朝ご飯などの基本的な生活習慣の確立を徹底」の3点を訴える大会宣言を採択した。
石嶺伝実村長は「青少年健全育成の基本は、青少年自身が規律を持った生活態度で過ごすことで、それを大人が支えることが重要だ」とし、「SNS(交流サイト)や大麻などの問題もある。解決に向けて、地域や家庭での理解と協力をお願いします」と呼びかけた。
(福田修平)