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テロ・密輸防止へ連携 金武中城港危機管理会議


テロ・密輸防止へ連携 金武中城港危機管理会議 8機関の代表者らが参加した金武中城港港湾危機管理コアメンバー会議=16日、沖縄市の中城海上保安部
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 【中部】本島東海岸に広がる金武中城港でのテロや密輸・密航などを防ぐことを目的に、2024年度金武中城港港湾危機管理コアメンバー会議が16日、沖縄市海邦町の中城海上保安部であった。同海保や沖縄署、沖縄地区税関、沖縄総合事務局など8機関の代表者が参加した。
 金武中城港港湾は約2万4千ヘクタールの面積があり、県民のライフラインである発電所などのエネルギー関連施設やフェリーターミナルなどが集中する。 
 港湾危機管理担当官を務める中城海保の星崎隆部長は冒頭あいさつで「地域の安心安全のためには、平時から関係機関が連携を図り、テロリストに隙を見せないことが非常に重要だ」と強調した。 (西田悠)