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海を安全に楽しもう 名護・海上保安署安全教室


海を安全に楽しもう 名護・海上保安署安全教室 自動膨張式ライフジャケットを試着する本部町立伊豆味小の児童=11日、南城市の馬天小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護海上保安署は4日、名護漁港内の名護防災ステーションで海の安全教室を開いた=写真。本部町立伊豆味小中学校の児童・生徒ら約40人が参加した。子どもたちは海の危険性やライフジャケットの着用方法などを楽しく学んだ。
 昨年、同署管内だけで若年者の海難事故が4件発生し、このうち2件は死亡事故だった。同小3年の奥野さにさん(9)は「海はきれいだけど危険がたくさんあることを知った。大人と一緒に行くことや、危ない場所には近づかないようにしたい」と話した。
 同署の前田和彦次長は「今年は海難事故ゼロを目指したい。これからも小中学生に注意喚起を続けていく」と強調した。 (玉寄光太)