テントウムシ?いえいえ“希少クモ”です 大宜味の山で「ツシマトリノフンダマシ」発見 沖縄


テントウムシ?いえいえ“希少クモ”です 大宜味の山で「ツシマトリノフンダマシ」発見 沖縄 希少種「ツシマトリノフンダマシ」=6月20日、大宜味村
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 【大宜味】6月20日、大宜味村の山中で希少種のクモ、ツシマトリノフンダマシが確認された。1センチ弱ほどの大きさで、丸く赤っぽい体に多数の黒斑があり、テントウムシのようにも見える。「原色日本クモ類図鑑」(保育社)によると、コガネグモ科で対馬で初めて採取されたことから名付けられた。村子育て支援施設「ぶながやっ子ハウス」の支援員が見つけた。職員らで教材を探すため、夜の山を散策中だったという。

 支援員が辺士名高校環境科在学中にも見つけたことがあるという。ライトに照らされ、草の中を走るツシマトリノフンダマシに大興奮だった。

(安里郁江通信員)