任期満了に伴う今帰仁村長選挙は6日に告示され、11日に投開票される。琉球新報は2日までに、立候補を表明している現職の久田浩也氏(57)と新人で前村議の座間味邦昭氏(51)にアンケートを実施。両氏の最重要政策や来年夏に開業予定の北部テーマパーク「ジャングリア」に関する考えを聞いた。
重視する政策・分野に関して10項目の中から三つを選択してもらったところ、久田氏は「経済振興、教育・子育て、医療・福祉」を、座間味氏は「教育・子育て、農林水産振興、観光政策」を選んだ。
重要政策を30字以内でまとめてもらう設問に、久田氏は「子育てと福祉支援、村内経済の循環に注力する」とした。座間味氏は「所得改善。人口減少対策。ひとへの投資で人材育成」に取り組むとした。
ジャングリアに関しても、村の振興にどうつなげるか、交通渋滞の懸念などにどう取り組むかを自由記述(120字以内)で聞いた。両氏とも開業に期待感を示し、久田氏は「国への高規格道路の延伸要請やバスルートの検討など村、事業者協働で対策していく」などと回答。座間味氏は「自然環境や歴史文化を守り継承し、農産物や特産品の地場産業を育て、持続可能な魅力ある観光立村の推進に取り組む」などとした。
(金城大樹)