国頭で5年ぶりに「畜産共進会」　肉牛16頭を出品、審査　沖縄

　家畜の改良と畜産経営の発展に寄与することを目的に、2024年度国頭村畜産共進会が1日、JAおきなわ国頭支店集出荷場で開催された。

　新型コロナウイルスなどの影響でしばらく途絶えていたが、今年は5年ぶりの開催となった。当日は、5部門に肉用牛16頭が出品された。畜産農家の家族のほか、くにがみこども園の園児や多くの地域の人々が見学し、審査を見守った。

　共進会は、北部振興会主催の畜産共進会要領に基づき国頭村の選抜も兼ねる。選抜された肉用牛は9月25日、今帰仁村で開催される北部地区畜産共進会へ出品される。

各部門の審査結果は次の通り。　（敬称略）
【子牛雌】優等＝ひめの（三愛牧場・前川尚志・楚洲）▽1等＝よしなつ（大城武雄・桃原）
【若雌第1類】優等＝あんず（宮城満・辺野喜）＝JA支店長賞▽1等＝せいら（三愛牧場・前川尚志・楚洲）
【若雌第2類】優等＝みつゆり（三愛牧場・前川尚志・楚洲）＝県農業共済組合長賞▽1等＝さりな（三愛牧場・前川尚志・楚洲）
【高等登録群】優等＝みちこ（母牛）・ただみち（娘牛）（三愛牧場・前川尚志・楚洲）＝県農林水産部長賞▽1等＝はるき（母牛）・はるさくら（娘牛）（宮城満・辺野喜）
【成雌第1類】優等＝ひさはな（栄進牧場・外間進・奥）＝国頭村長賞▽1等＝ただみち（三愛牧場・前川尚志・楚洲）
（新城高仁通信員）