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サッカー女子U-15代表に南風原出身・山本さん「自分らしいプレーで」 FC琉球aleから初


サッカー女子U-15代表に南風原出身・山本さん「自分らしいプレーで」 FC琉球aleから初 赤嶺正之町長(左から3人目)を表敬訪問する山本実桜選手(同4人目)とFC琉球さくらの塩川健勇総監督(同5人目)ら=7日、南風原町役場
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 【南風原】EAFF(東アジアサッカー連盟)U―15女子サッカー選手権大会で日本代表に初めて選ばれた南風原町津嘉山出身のFC琉球aleさくら所属の山本実桜(みお)選手(15)=南星中3年=が7日、南風原町役場に赤嶺正之町長を訪ね、代表選出を報告した。

 ポジションはFWだが、MFとして選ばれた。スピードを武器にした裏への抜け出しが持ち味。FC琉球さくらの下部組織から年代別の日本代表が選出されるのは初めて。

 山本選手は「世界と戦う楽しみもあり、自分らしいプレーができるように、頑張ります」と意気込んだ。赤嶺町長は「飛躍するチャンス。U―15の日本代表は町民の誇りだ。頑張ってください」と激励した。

 FC琉球さくらの塩川健勇監督は、山本選手について「苦い経験もしているので、メンタルが強い」と語った。母親の七江さん(39)は「これまで頑張ってきたことが報われたと思う。人間性の成長も感じる」とたたえた。山本選手は「日本を代表し、海外でも活躍できる選手になりたい」と将来の夢を語った。 

(田中芳)