【那覇】第19回やる気・元気旗頭フェスタinなは(那覇市教育委員会主催)が6日、沖縄セルラースタジアム那覇であった。市内の小中学校33校、児童生徒700人以上が参加した。時折大人の補助を受けつつも、児童生徒は特色ある旗字が書かれた旗頭を持ち上げ、周りで太鼓やかねをたたいて盛り上げた。
那覇市は、那覇大綱挽で披露される旗頭の継承発展を目的に昨年10月「旗頭のまち宣言」をしており、旗頭を通した健全育成も掲げている。
フェスタでは中学校区ごとの青少年育成協議会で演舞した後、後半は小中学校単位で旗頭を掲げた。
大名小学校は今回、十数年ぶりに参加した。沖縄の伝統を学ぶ目的などで4~6年生24人が参加。倉庫に眠っていた旗頭は地域住民に修繕してもらったという。力いっぱいに旗頭を掲げた6年生の津嘉山琳さん(12)は汗だくになりながら「めっちゃ緊張したけどしっかりできた。全員で声を出して、練習通りにできた」と笑顔を見せた。
(嘉陽拓也)