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観光対応へ中国語学ぶ 石垣市が職員向け講座 沖縄


観光対応へ中国語学ぶ 石垣市が職員向け講座 沖縄 林華代さん(右)から中国語を学ぶ石垣市職員ら=10日、石垣市役所
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 石垣市は10日、市職員ら向けの「はじめての中国語講座」を市役所内で開講した。中国語圏の観光客増加や台湾・蘇澳鎮(すおーちん)との姉妹都市提携が来年30周年を迎えること、石垣―台湾・基隆の航路開設などに向けて、中国語の会話やおもてなしができるようになることを目指す。

 市職員と会計年度任用職員で希望した27人が受講している。市主催の台湾留学希望者向け講座の講師をしている林(はやし)華代(かよ)さんが講師を務める。予算の一部に市職員自主研究グループ活動助成事業を活用する。

 10日午後5時半から1回目の講座があり、林さんは「楽しく最後まで頑張りましょう」と呼びかけた。受講者は中国語の基本的な声調を学んだ。来年3月までに全20回受講する。

 市平和協働推進課の田本奈月さんは「市職員として、自信を持って大きな声で歓迎のあいさつができるようにしたい。異文化交流への意識啓発にもつなげたい」と決意した。

 (照屋大哲)