高校野球の第73回県秋季大会最終日は7日、タピックスタジアム名護で決勝戦が行われ、興南が沖縄尚学を12―4で破り2年ぶり10度目の栄冠をつかんだ。スタンドの興南の保護者会や応援団らは、勝利をかみしめる選手らに喝采を送った。
保護者会長の今井宏也さん(51)は「子どもたちが無事に優勝を達成するのを見届けられた。サポートできて良かった。九州でも目標に向かって一生懸命頑張ってほしい」と語った。
興南のバスケットボール部の和宇慶朝仁(17)さんは部員約20人で友人らの応援に駆け付けた。「相手の応援に負けず、自分たちのプレーができていた。九州大会では、沖縄の野球を貫いて勝ってほしい」と願いを込めた。
(名波一樹)