プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は26日夜、育成ドラフトを含めた全ての指名が終了した。宜野湾中出身の宮國凌空投手(愛知・東邦高)がオリックス・バファローズの育成3位で指名を受けた。プロ志望届を出していた東恩納蒼投手(沖縄尚学)の指名はなかった。
宮國は右投げ右打ちで最速149キロの直球を投げる投手。中学時代は宜野湾ポニーズで活躍した。高校では昨秋の東海大会決勝で力投し、チームを頂点に導いた。今春の選抜大会にも出場した。
今年のプロ野球ドラフト会議で、県勢はワォーターズ璃海内野手(ウェルネス沖縄高)が東北楽天ゴールデンイーグルスの4位、仲田侑仁内野手(沖縄尚学高)が広島東洋カープの4位で指名を受けた。父親が那覇市出身の古謝樹投手(桐蔭横浜大)は1位指名した楽天が交渉権を得た。