FC琉球がJFLで戦っていた2011~13年の3年間在籍した高橋駿太が、豊富な運動量で富山の勝利に貢献した。試合後は琉球のサポーターが用意した「17年間おつかれさま」の横断幕に「在籍から10年も過ぎているのに温かく迎えてくれた。泣きそうになった」とこみ上げる思いを言葉にした。
今季限りの引退を表明しており、「栃木でアマチュアとしてプレーしていた僕を琉球が受け入れてくれた。プロ選手として飯が食えるのは琉球のおかげ。沖縄の人も文化も大好き」と感謝の言葉が出た。
富山出身の34歳で「ギアを上げて戦うために残り9試合のタイミングで引退を決めた。J2昇格のために持てる力を出し切りたい」とたぎる思いを込めた。
(大城三太)