サッカーJ3のFC琉球OKINAWAは16日、FWの白井陽斗(24)がJ1北海道コンサドーレ札幌に完全移籍すると発表した。白井は「ファン、サポーターの皆さまに直接あいさつができなくて申し訳ない。琉球で成し遂げなければならないことがあったが、いろいろ悩んだ末、決断した。だからこそ覚悟を持って琉球から来た白井だと胸を張って戦える選手になれるように精進する。琉球で過ごした1年半は決して忘れることはない。愛しています。ありがとう」とコメントした。札幌は現在、J1で最下位の20位。
白井は大阪出身で172センチ、63キロ。今季J3リーグ18試合に出場し、現在2位の10得点を挙げた。足の速さを生かしてDF裏へ抜け出すプレーが持ち味で、チームの屋台骨として琉球を支えてきた。4月に行われたYBCルヴァン・カップ1次ラウンド2回戦のJ1ガンバ大阪戦で決勝ゴールを決め、2―1で勝利に導いた。
2022年12月にJ2ファジアーノ岡山から琉球へ完全移籍し、約1年半プレーした。23年6月度のJ3リーグ月間ベストゴールに選ばれた。