サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の沖縄SVは12日、沖縄市陸上競技場でレイラック滋賀と対戦し、2―2で引き分けた。
試合後、今季限りで現役を終えるDF岡根直哉の引退セレモニーが行われた。プロ13年目の岡根は「クラブはプロとして大事に扱ってくれた。そばには妻と子どもがいて、どんな時も前を向いて頑張れた」と目に涙をためて話した。
早大在学中にプロ入りし、清水エスパルスやSC相模原などでプレー。沖縄SVには18年に加入した。この試合はセンターバックとして守備の要を担い、要所で手をたたいて声掛けし、チームを引き締めていた。
リーグ後半戦のチームの変化について「守備が安定するようになった」と語る。残り2試合に向け「緊張感のある試合になる。貢献してJFL残留を決めたい」と決意を語った。
(古川峻)