陸上の第22回アジアマスターズ選手権は12日、フィリピンのニュークラークシティで行われた。M50クラス(50~54歳)の400メートルリレーに出場した日本(寺下健治、朝原宣治、譜久里武、赤堀弘晃)が44秒42の世界新記録を樹立し、優勝した。従来の記録は44秒46。第3走の譜久里武(アスリート工房)は「今季ランキングベスト4の選手がそろった最強チームの一員として世界記録を樹立できてうれしい。3日前の100メートル決勝で肉離れしてしまい、悔しい思いをしていた。他のメンバーに助けられた。捕員でサポートしてくれた選手を含め、全員へ感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。
(大城三太)