有料

ボウリング、3人チーム戦うるまAが頂点に 気負わず、3ゲーム目で逆転<県民体育大会>


ボウリング、3人チーム戦うるまAが頂点に 気負わず、3ゲーム目で逆転<県民体育大会> 力強くボウルを投げるうるまAの永吉盛洋=18日、石垣市の石垣あやぱにボウル(砂川博範撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 砂川 博範

 第75回県民体育大会秋季大会が17日に開幕し、18日は宮古島市と石垣市を主会場に各競技が行われた。石垣市の石垣あやぱにボウルで行われたボウリングは、3人チーム戦でうるまA(永吉盛洋、新垣幹久、古堅葉月)が2001点で頂点に立った。2人チーム戦は浦添A(太琳華、太田裕也)が1408点で優勝を果たした。19日は同競技の6人チーム戦が行われるほか、バスケットボールの男女決勝やテニス決勝などが実施される。


 3人チーム戦はうるまA(永吉盛洋、新垣幹久、古堅葉月)が優勝を飾った。1ゲーム目は振るわなかったが、順位を少しずつ上げて最後の3ゲーム目で逆転した。「うるまチームのモットーはお互いが楽しむこと」と、気負わないプレーがうまくはまった。

 永吉と古堅は昔からよくプレーをする仲だ。古堅は1ゲーム目であまりストライクが取れずスペアが多かったが、永吉から「もう少し絞って投げてみたらどうか」との助言を受け、2ゲーム目以降はストライクが取れるように。チームはここから盛り返し、2ゲーム目で2位につけると、3ゲーム目で頂点に立った。

3人チーム戦優勝のうるまAの(左から)永吉盛洋、古堅葉月、新垣幹久

 年少の新垣は「2人がいたから安心していつも通り投げられた」と安定したスコアを残した。県民体育大会と言えどもあくまで楽しみながら投げた3人。永吉は「レーンの読み方など相談し合いながら戦った。優勝できてうれしい」と喜んだ。19日の6人チーム戦も「力を合わせて頑張る」とうるまのチーム力を発揮する。

 (砂川博範)