引退セレモニーで感謝の言葉を伝える沖縄SVの髙原直泰（大城直也撮影）
大城 三太 サッカーの元日本代表で、JFLの沖縄SVを選手兼監督として率いた髙原直泰。今季限りで現役引退を表明しており、11月19日のホーム最終戦後に引退セレモニーが行われた。小野伸二らと「黄金世代」と呼ばれた44歳のストライカーは、サッカーへの思いや感謝を語った。
髙原「沖縄盛り上げたい」
サッカー選手になるために一番近くでサポートしてくれた両親に心から感謝したい。小野伸二や刺激し合える多くの仲間と出会って、サッカーを楽しみながら成長することができた。
子どもの頃に夢見たことに対し、多くの人がサポートしてくれた。選手としては終わるがサッカー選手になった頃の原点に戻って子どもたちに同じようなサポートをして沖縄を盛り上げたい。沖縄SVを立ち上げたのはサッカーに限らず、スポーツを通して夢を実現してほしいとの思いからだった。自分たちのクラブを多くの人たちとつくり上げていきたい。それが自分の仕事になる。これからやるべき仕事がスタートする。
支えてくれるスポンサー、ファン、選手、スタッフに感謝したい。選手としてここまでやり切って、悔いを残すことなく終われることは幸せ。大きな感謝、愛情を持ってこれからもみんなと接していきたい。選手としての髙原直泰をここまで支えてくれてありがとう。（談）
