男子バスケットボールのBリーグが22日に公表した各クラブの2022―23シーズン(22年度)決算によると、琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールの売上高(6月決算)は前年比20.3%増の23億7597万円でリーグ3位だった。
入場料収入はリーグ1位の10億1466万円で、2位だった千葉ジェッツの5億8766万円を大幅に上回った。経常利益もリーグ1位の2億1310万円だった。純利益はリーグ3位の1億4119万円。
琉球ゴールデンキングスは、沖縄アリーナや沖縄スポーツアカデミーを含めたグループ実績もホームページで公表した。グループ連結の売上高は計約28億9400万円に達し、過去最高だった。
新型コロナの影響が緩和され入場制限がなくなったことで、沖縄アリーナに計27万人以上が訪れたことや、興行事業やグッズなどの売り上げが昨季より大幅に伸びたことを増収の要因に挙げた。
沖縄バスケットボールの白木享社長は「引き続き『沖縄をもっと元気に!沖縄をもっと楽しく!』というグループ活動理念のもとみなさまと共に歩みを進めたい」とホームページで感謝した。
(古川峻)