Bリーグは約2週間の中断期間が明けてレギュラーシーズンが再開する。琉球ゴールデンキングスは29日、報道陣に練習を公開し、12月2日にアウェーで行われるシーホース三河戦へ向け汗を流した。練習には13日に故障明けした渡邉飛勇が参加。故障者リスト入りしているヴィック・ローも加わった。実戦練習をしながら、戦術を確認した。
現在、11勝3敗で西地区2位につけているキングス。レギュラーシーズンだけでなく、東アジアスーパーリーグ(EASL)にも参戦しており、タフなスケジュールが続いた。リーグ中断期間は、チームとして休養に充てるよう取り組んだ。今村佳太は「それぞれがいいコンディションで練習再開できていると思う。いい準備とレスト(休息)が取れた」と言う。
桶谷大HCはこれまでの試合から、相手の3点弾への対応と相手守備に対応した攻撃を課題に挙げる。「3点弾を高確率で決められないようにし、タイムアウトの前に相手守備にアジャストできるかを重点的に練習してきた」と語る。リーグ再開後、初戦の相手となる三河は組織的かつ個の攻撃力があるチームだ。桶谷HCは「得点を取りたいチームなのでディフェンスゲームに持ち込みたい」と展開を思い描き、連勝スタートを狙う。
(屋嘉部長将)