日本サッカー協会は、来年1月1日に東京・国立競技場で行われる国際親善試合のタイ戦へ臨む日本代表として、宜野湾市出身のGK野澤大志ブランドン(20)=FC東京=ら23人を発表した。沖縄出身者のA代表入りは今回が3人目で、GKは初めて。
野澤は所属チームのサイトで「常にめざしていた場所だが、選出いただき本当に驚いている。東京の選手として代表に選ばれた誇りを胸に、日ごろから支えてくださる方々への感謝の気持ちをプレーで表現したい」などとコメントを発表した。
野澤は2002年12月25日生まれ。宜野湾中学校時代はFC琉球Uー15に所属した。FC東京へは18年にUー18のチームに加入し、2020年からFC東京(J1)のトップチームに所属している。20021、22年のシーズンはいわてグルージャ盛岡に期限付きで移籍し、23年から再びFC東京へ戻った。10月には、来夏のパリ五輪を目指すUー22の日本代表にも選出されていた。
身長193センチ、体重90キロ。所属チームは「ハイボールに絶対の自信をもつ、長身ゴールキーパー」と紹介している。
今回のタイ戦は、来年1月12日にカタールで開幕するアジア・カップへの強化の場となる。
(古堅一樹)
<野澤のコメント全文>
サッカー選手として常にめざしていた場所ですが、SAMURAI BLUEに選出いただき本当に驚いています。東京の選手として代表に選ばれた誇りを胸に、日ごろから支えてくださる方々への感謝の気持ちをプレーで表現したいです。
今回の選出は本当に特別なことですし、しっかりと後悔のないように経験を積んできます。
国を背負っているので、年齢に関係なく、一人のプロサッカー選手としての責任の重みも感じながら戦いたいと思います。ファン・サポーターのみなさん、応援よろしくお願いします。