大谷「心よりうれしい」 ドジャース入団記者会見 ユニホームに袖


社会
大谷「心よりうれしい」 ドジャース入団記者会見 ユニホームに袖 米大リーグ、ドジャースの入団記者会見で背番号「17」のユニホームを着て笑顔の大谷翔平=14日、ロサンゼルスのドジャースタジアム(共同)
この記事を書いた人 Avatar photo 共同通信社

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースに移籍した大谷翔平(29)が14日、ロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムで入団記者会見に臨み「明確な勝利を目指すビジョンを持つドジャースの一員になれることを心よりうれしく思う」と笑顔で語った。8月9日以来、約4カ月ぶりの取材対応で、世界のスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)の大型契約を結んだ新天地での決意を示し、背番号「17」の入った白地に青のユニホームに初めて袖を通した。

 米メディアによると、球団の年俸総額を抑制し補強資金に充てられるようにするため、契約額の約97%が2034~43年の後払い。契約内容でもチームの勝利を後押しする姿勢を打ち出した。

 メジャー挑戦からエンゼルスで6シーズンにわたってプレーした大谷は今季右肘靱帯の手術や日本勢初の本塁打王獲得、2度目のアメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)受賞などがあり、複数球団による激しい争奪戦の末、ドジャース入りを決断した。

 右肘手術の影響で24年は打者に専念する。