世界最高峰の総合格闘技UFCの「ファイトナイト・ラスベガス83」が10日(日本時間)、米国ラスベガスで行われ、平良達郎(小禄高出、ザ・パラエストラ沖縄)がフライ級マッチ3回戦でカルロス・ヘルナンデス(米国)に2回0分55秒でTKO勝利し、UFCデビューから5連勝を達成した。UFC日本選手最多タイ記録となり、プロ通算は15勝0敗。
1回は開始早々に自らバランスを崩して転ぶ場面もあったが、終盤にはマウントポジションからの攻撃で試合を優位に進めた。2回は右ストレートからダウンを奪った。グラウンド(寝技)から連続パンチを浴びせ、最後はレフェリーストップでTKO勝ちした。
平良は「プラン通りに流れの中で動けた。だんだんとUFCファイターとしての自覚が出てきている」と手応えを語り、「2024年は勝負の年にしたい」と抱負を述べた。
(大城三太)