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福岡第一4強 崎濱逆転3点弾 バスケウインターカップ


福岡第一4強 崎濱逆転3点弾 バスケウインターカップ 逆転勝ちし、ガッツポーズする福岡第一・崎濱秀斗(17)=東京体育館
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 バスケットボールの全国高校選手権第5日は27日、東京体育館で行われ、28日の女子決勝は全国高校総体との2冠を2年連続で狙う京都精華学園と、5大会ぶりの優勝を目指す岐阜女の対戦に決まった。男子は藤枝明誠(静岡)土浦日大(茨城)福岡大大濠、福岡第一が4強入りした。

 女子準決勝は2試合とも前回と同じ顔合わせ。京都精華学園は八木の24得点、17リバウンドの活躍などで東海大福岡を85―62で下した。岐阜女は札幌山の手(北海道)に76―46で雪辱した。

 男子準々決勝では藤枝明誠が前回王者の開志国際(新潟)に76―74で競り勝った。土浦日大は総体覇者の日本航空(山梨)を94―85で破った。福岡第一はエース崎濱秀斗が逆転の3点シュートを決めるなどし、東山(京都)を74―71で下した。

崎濱が勝利導く

 福岡第一の崎濱秀斗が劇的勝利に導いた。序盤から追いかける展開の中、6点差で迎えた第4クオーター残り1分57秒でシュートを入れて反撃へ勢いをつけると、さらに外からリングを射抜いて一気に点差を詰めた。69―71の残り27秒では厳しいマークに遭いながらも逆転の3点シュートを決めた。

 土壇場で大仕事をやってのけたエースは「誰よりもシュート練習をしている自信があったので自分を信じた」とほっとした表情で話した。井手口監督は「それまで全然入っていなかったのに、さすが」とねぎらった。

(共同通信)