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名護、16強懸け 高校ラグビーきょう午後2時半 守備練習に汗


名護、16強懸け 高校ラグビーきょう午後2時半 守備練習に汗 城東戦を意識した守備練習に励む名護の選手ら=29日、大阪市の大手前高グラウンド(名波一樹撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 第103回全国高校ラグビー大会で2年連続の初戦突破を果たした名護は29日、大阪市の大手前高グラウンドで2回戦の城東(徳島)戦に向けて練習を行った。城東は7回連続17度目の出場で、初戦を45―0の無失点で制した。HBのパスから攻撃を展開するパターンが多く、名護の選手らは城東を想定した守備練習などで汗を流した。

 屋部樹志主将は「チームの目標である16強を懸けた試合だ。自分たちのスタイルで最高のゲームをする」と決意する。田仲祐矢監督は「相手は粘り強い防御とテンポの良い攻撃で一瞬の隙を突いてくる。目標に向けて1年間やってきたので達成したい」と強調した。

 田仲監督が名護の主将を務めた2006年度の第86回大会、2回戦で争ったのも城東だ。名護は41―7で勝利し、県勢初となる16強入りを果たした。今回の城東の監督は当時の主将で、大阪体育大でともにプレーした仲だ。「接点を重視する名護と速くボールを動かす城東。(17年前の試合を)特に意識してはいないが、チームの文化は変わっていないかもしれない」と田仲監督は振り返った。

名護―城東の2回戦は大会第3日の30日に行われ、午後2時半開始予定。

(名波一樹)