沖縄県サッカー協会(玉城吉貴会長)は29日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で、Jリーグとなでしこリーグで活躍する県出身選手らの激励会と2023年を締めくくる忘年会を開いた。関係者ら約120人が参加した。玉城会長はFC琉球と沖縄SVの今季を振り返り「両チームは来季へ向けしっかりと準備し、J2やJ3昇格を目指して頑張ってほしい」とあいさつした。
会には上門知樹(セレッソ大阪)、徳元悠平(FC東京)、新城舞(朝日インテック・ラブリッジ名古屋)が出席した。上門は「今年は納得のいく結果ではなかった。来年は代表に入れるようしっかりと頑張る」、徳元は「どんな状況でも活躍できる選手になれるようキャンプから力を入れる」、新城は「来季は今年できなかった優勝を目指して頑張る」と、それぞれ抱負を語った。
県サッカー協会の屋冨祖繁幸顧問の功労賞表彰もあった。Jリーグから功労選手賞に選ばれた元FC琉球の上里一将や、デフフットサルの世界選手権で日本代表の優勝に貢献した宮城実来の報告も行われた。
各大会で好成績を収めたエナジック琉球デイゴス、カーサ・オキナワ・アレ、ソーマプライア沖縄には報奨金が授与された。
(砂川博範)