駅伝の全国都道府県対抗競走大会に出場する県選手団の壮行会が6日、糸満市の西崎陸上競技場で開かれ、選手やスタッフらが本番に向け士気を高めた。
第42回となる女子(9区間42・195キロ)は、たけびしスタジアム京都を発着地点に14日午後0時30分にスタートする。男子(7区間48キロ)は29回目を迎え、広島市の平和記念公園前を発着地点に21日午後0時30分開始となる。
女子の奥本正コーチ(名桜大教授)は「選手1人1人がレベルアップしてきている。目標の2時間30分を切り、1つでも上の順位を目指す」と意気込んだ。男子の兼箇段賢監督(糸満高教員)は「大学生に(記録が)29分前半の選手がそろった。前年度の記録を超える、県最高記録を目指してたすきをつなぐ」と誓った。
沖縄陸上競技協会の松田保会長は「県民の誇りと自信を持ってたすきをつなぎ、素晴らしい成績を残してほしい」と激励した。
昨年の女子は2時間32分58秒で47位だった。男子は過去の県代表最高記録を16秒縮める2時間24分48秒で40位だった。
(名波一樹)