有料

数久田少年野球、接戦制し頂点 玉城主将「連覇狙っていた」 少年野球伊江島大会【7日の試合】


数久田少年野球、接戦制し頂点 玉城主将「連覇狙っていた」 少年野球伊江島大会【7日の試合】 大会2連覇に輝いた数久田少年野球の選手ら=7日、伊江村野球場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【伊江】第20回少年野球伊江島交流大会(同実行委員会主催、琉球新報社共催)最終日は7日、伊江村野球場で準決勝、決勝を行った。決勝は昨年と同じ対決となり、数久田少年野球が本部少年野球クラブを2―1で下し、2連覇を果たした。

 初回、先攻の本部少年野球クラブは3番渡久地竜太朗、4番古堅勇次郎の連続二塁打で先制した。その裏、数久田少年野球の1番玉城遼丸、2番玉城陽哉真が連続安打で出塁し、5番末吉新幸の内野安打で同点とした。

 4回裏に数久田の先頭5番末吉が中安打で出塁。2死3塁の場面で、投ゴロを1塁に悪送球し、決勝点のホームを踏んだ。

 最終回の6回表に、本部も安打で出塁するも、走者を進めることができず、数久田の比嘉琉央羽投手が最後の打者を見逃し三振でしとめ、接戦を制した。

 比嘉裕監督は「昨年と同じ対決となり、2連覇できてうれしい。冬のブロック大会の優勝から打線が好調で今大会もその力が発揮できた。6年生は最後の大会でいろんな経験をさせてもらい感謝でいっぱい」と喜んだ。

 玉城光琉主将は「最初から連覇を狙っていた。慣れない人工芝の球場で打球が速かったが、エラーすることなく全員で試合を楽しむことができた。仲間と伊江島で最高の思い出ができた」と笑顔を見せた。

準優勝した本部少年野球クラブの選手ら=7日、伊江村野球場

▽準決勝

名座喜少年
 11000 │2
 2441×│11
本部少年ク
(五回コールド)

数久田少年
970│16
200│2
伊江NYC
(三回コールド)

▽決勝

本部少年ク
100000 │1
10010×│2
数久田少年

(本)渡久地、平安山―平安山、渡久地
(数)比嘉琉、玉城遼、比嘉琉―玉城遼、比嘉琉、玉城遼
▽二塁打 渡久地、古堅勇(以上本)、上里(数)
▽殊勲賞 比嘉琉央羽(数)
▽敢闘賞 平安山鈴(本)
▽打撃賞 末吉新幸(数)、渡久地竜太朗(本)