【国頭】重量挙げナショナルチームの合宿が5日から国頭村のくいなエコ・スポレク公園内ウエイトトレーニングハウスで開かれている。15日まで。選手と監督スタッフの計10人が参加し、パリ五輪に向けたトレーニングに励む。
県出身で男子73キロ級の宮本昌典(沖縄工高―東京国際大出、同大職)、同109キロ超級の知念光亮(豊見城高―沖縄国際大出、BIG KAMY)らも参加する。宮本は「パリに向けて盤石の土台作りをしたい」と、知念は「昨年はけがでほとんど練習できなかった。合宿で体を戻したい」とそれぞれ意気込みを述べた。
6日には同公園で歓迎セレモニーが開かれた。県ウエイトリフティング協会の平良朝治副会長は「今シーズンを占う大事な時期だ。けがに気を付けて頑張ってほしい」と激励した。
男子ナショナルチームの新井健一監督は「パリ五輪に向けて大事な合宿となる。国頭でトレーニングに励み、良い結果を報告できるよう頑張りたい」と感謝した。
女子の監督は、沖縄市出身で2000年のシドニー五輪7位入賞の平良真理氏が務める。
(武井悠、古川峻)