ラグビーの第31回全国クラブ大会が7日、12チームが参加して開幕した。エナジックやんばるクラブは、福岡県の黒崎播磨陸上競技場で六甲ファイティングブル(兵庫)との1回戦を20―19で競り勝ち、準々決勝へ進出した。
風上の前半は相手の攻撃をしのぎつつ、積極的な攻めを展開した。4本のペナルティーキックをキッカーの渡口大貴が確実に蹴り込んで12―0で折り返した。
後半は風下で攻め込まれる場面が多かったが、粘り強い守備を貫き、1点差で勝利をつかんだ。渡口がペナルティーキックとトライ1本ずつを決め、全得点を記録する活躍で勝利に大きく貢献した。
山入端寛大(たかひろ)主将は「相手は優勝6回の歴史あるチームだった。格上だったが低い姿勢からのタックルを徹底した。次の試合も挑戦者の気持ちで戦いたい」と闘志を込めた。次戦は21日、同競技場で北海道バーバリアンズと準々決勝を行う。
(大城三太)
▽1回戦
エナジックやんばるク
20―19(12―0,8―19)
六甲ファイティングブル(兵庫)