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沖縄は46位、都道府県対抗女子駅伝 粘りの走りで最下位脱出


沖縄は46位、都道府県対抗女子駅伝 粘りの走りで最下位脱出 46位でゴールした県選抜女子(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 砂川 博範

 第42回全国都道府県対抗女子駅伝は14日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間、42・195キロで行われ、宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。沖縄県選抜(親川杏花、江洲桃、城間千空、佐渡山真雅、伊波澪、仲村奈穂、具志堅佑奈、佐取明奈、安里真梨子)は2時間30分16秒で46位だった。

 昨年から順位を一つ上げ、目標としていた最下位脱出を果たした。玉城健司監督は「みんながしっかりと粘りの走りをしてくれた」とねぎらった。

 中でも5区の伊波澪(中京学院大)が区間35位、7区の具志堅佑奈(同)が区間36位と奮闘した。前回大会は2区時点で、前を走る選手が見えない状態だったが、今回は各選手が他府県と競り合いながらレースを展開することができた。

 伊波は1キロ当たり3分25秒ペースで走り、目標の14分ちょうどに迫る14分3秒でたすきをつないだ。「中盤少し落ちたが、最後で盛り返した」と手応えを見せた。具志堅は昨年と同じ区間を走り「コースを知っていたので冷静にいけた」とうなずいた。

 一つの目標を果たした県選抜女子。だがここで満足せず、来年はより上位を狙っていく。

 (砂川博範)


▽成績 (1)宮城2時間16分30秒(2)京都2時間16分50秒(3)広島2時間17分23秒(46)沖縄2時間30分16秒
【区間記録】
▽1区=6キロ(1)五島莉乃(石川)18分49秒(47)親川杏花21分36秒
▽2区=4キロ(1)田中希実(兵庫)12分11秒(43)江洲桃13分54秒
▽3区=3キロ(1)遠藤蒼依(静岡)9分16秒(44)城間千空10分44秒
▽4区=4キロ(1)鈴木葵(福島)12分51秒(42)佐渡山真雅14分5秒
▽5区=4・1075キロ(1)山﨑りさ(千葉)12分45秒=区間新(35)伊波澪14分3秒
▽6区=4・0875キロ(1)谷本観月(岡山)13分6秒(44)仲村奈穂14分40秒
▽7区=4キロ(1)太田咲雪(京都)12分31秒(36)具志堅佑奈13分47秒
▽8区=3キロ(1)男乕結衣(宮城)9分41秒(47)佐取明奈11分27秒
▽9区=10キロ(1)川村楓(京都)31分41秒(45)安里真梨子36分0秒