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県中学新人テニス あげな(男子)団体制す 昨年4月発足、驚異の急成長


県中学新人テニス あげな(男子)団体制す 昨年4月発足、驚異の急成長 あげな―首里 スライスショットを放つシングルスの當間光雅=20日、奥武山公園庭球場
この記事を書いた人 Avatar photo 古川 峻

 テニスの第23回県中学校新人大会は20日、那覇市の奥武山公園庭球場で団体戦が行われ、男子決勝はあげなが首里を2―0で退けて優勝した。女子決勝は石田が2―0で桑江を下し、頂点に立った。上位4チームは九州大会(福岡県、3月)の出場権を得た。


 昨年4月に部活が発足し、県中学総体は2回戦敗退だった男子あげなが急成長を遂げて優勝した。エースがいる第1ダブルスではなく、シングルスと第2ダブルスで勝利して層の厚さも見せた。堅田凛玖主将は「チーム1人1人が一生懸命練習してきたおかげだ」と笑顔を見せた。

 まずはシングルスの當間光雅が6―0で快勝。左右に打ち分けて相手を崩すと、一気に前に詰めてボレーを放つ。1年生で競技未経験だったが、圧倒的な強さを見せ「プレッシャーを乗り越えて成長できた」と喜んだ。

 シーソーゲームとなった第2ダブルス。堅田・前田悠里は隣のコートで當間が勝利する姿を見て「あと一勝で優勝する。ここまで来たんだ」と奮起した。4―5から3連続でゲームを奪い、逆転勝利。「集中力が高まった」と落ち着いたプレーが光った。

優勝した男子あげなのメンバー
優勝した男子あげなのメンバー

 メンバーのほとんどが競技未経験者だったが、植村義宣監督も驚きのスピードで上達している。「楽しむ」から「勝ちたい」に意識が変わり、自主練習にも積極的に取り組んできた。「まだまだ九州で勝つ実力はない」と語る堅田。伸びしろは十分ある。初戦突破を目指し練習に打ち込む。

 (古川峻)


女子・石田 団体完勝V 石川・次呂久 窮地から挽回

 石田と桑江の女子団体決勝は互いのエースがいる第2ダブルスの勝敗が鍵になった。サーブミスが多く、0―2でリードされた石田だが、石川奈那美主将は「ダブルスを中心に練習してきた。絶対に落とせない」と気持ちを込め、ここから挽回した。

石田―桑江 ボレーを放つ女子ダブルスの石川奈那美(右)と次呂久梨瑠
石田―桑江 ボレーを放つ女子ダブルスの石川奈那美(右)と次呂久梨瑠

 石川が相手が苦手とするカットサーブを出してポイントを奪い、エースの次呂久梨瑠が果敢にボレーを狙った。次呂久はラケットの向きなどで相手が打つ方向を予想し「いつも通りのプレーができた」と6―4で逆転勝利した。

 昨夏の県中学総体も優勝したが、九州は台風のため出場できなかった。今回は九州2位以上になって全国に出場することを狙う。石川は「ダブルスで取って全国を目指す」と決意した。

 (古川峻)

優勝した女子石田のメンバー(提供)
優勝した女子石田のメンバー(提供)