沖縄県ボクシング連盟は24日、県勢の全国大会優勝と特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)入賞をたたえる祝勝会を那覇市の県体協スポーツ会館で開いた。
対象となったのは、昨年10月の特別国体ボクシング競技で総合4位(成年男子4位、成年女子2位、少年男子14位)に入った県選手団、11月の全日本選手権大会男子ライトミドル級で優勝した平仲信裕(南部農林高―芦屋大出、MUGEN)、12月の全日本社会人選手権大会男子ライト級で頂点に立った與座ディシャーンジュニア(豊見城高―平成国際大出、県連盟)ら。
平仲は「この結果を出すまでに悔しい思いをしてきた。どうしても優勝すると挑んだ大会で結果を出せてうれしい」と喜びを口にした。與座は「昨年の成績はみんなのおかげ。初出場する(11月の)全日本選手権へ向け、しっかり練習して優勝を目指す」と力を込めた。
国体少年男子ライトウエルター級準優勝の川端響也(名護商工高)は「先生や保護者、みんなのおかげだ。大学では高校で取れなかった全国優勝をつかむ」と意気込んだ。
県ボクシング連盟の島袋洋会長は「素晴らしい活躍にたくさんの元気をもらえた。沖縄のボクシングをさらに盛り上げてほしい」と選手らをたたえた。
(名波一樹)