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ダイキン女子ゴルフ第2日 荒川7位、県勢トップ 安定プレー「85点」


ダイキン女子ゴルフ第2日 荒川7位、県勢トップ 安定プレー「85点」 10番でのティーショット後、リラックスした表情でラウンドする荒川怜郁=1日、南城市の琉球GC(大城直也撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 古川 峻

 ゴルフのダイキン・オーキッド・レディス第2日は1日、琉球GC(6595ヤード、パー72)で行われ、2年ぶりの大会制覇を狙う22歳の西郷真央が2位から6バーディー、ボギーなしの66と伸ばし、通算11アンダーの133で単独首位に立った。70で回った菊地絵理香が4打差の2位、さらに1打差の3位に前日首位で73だった岩井千怜がつけた。仁井優花が通算5アンダーの4位。荒川怜郁が70で回り、通算3アンダーの141で7位。2年連続年間女王の山下美夢有は2アンダーの11位、約6年ぶりのツアー復帰戦となった元賞金女王の森田理香子は1アンダーの18位にいる。アマチュアの吉﨑マーナはイーブンパーで27位につけた。仲宗根澄香が35位、比嘉真美子が41位だった。54人が決勝ラウンドに進んだ。(出場108選手=アマ4、雨、気温16・3度、北北東の風6・1メートル、観衆2565人)


 荒川怜郁が前半4アンダーの貯金を生かし、5バーディー、3ボギーで県勢トップの7位に躍り出た。後半のハーフターンで1時間以上待ち、雨の影響で集中力が削られた時間帯があったが、それ以外は安定したプレーを見せた。「85点くらい」とうなずいた。

 最終9番、約4メートルのパターに臨む時に激しい雨が降り始めた。「昔から雨の時に集中力がなくなる。自分がプレーしてるように感じなくなる」とボギーをたたく。後半1、4番も急な雨でボギーにし、「集中力を立て直し切れなかったのが悔しい」と振り返った。

 グリーンの奥に行くとコースはリカバリーが難しくなるため、数十ヤード手前でもショート気味を意識した。「攻めずに安全に、パーを取っていこう」と手堅くまとめた。「自分にプレッシャーをかけないように楽しくできた」と晴れやかに語った。

 昨季は後半に崩れる課題があったため、オフに持久力を強化してきた。2日目を終え「いつもより疲れてない」と手応えを語る。決勝は「気を引き締めて、楽しんで一つでも上に行きたい。運もついてきた先に優勝できたらうれしい」と肩肘張らずに臨む。

(古川峻)