ソフトボールの第47回男子・第57回女子春季中学生大会最終日は28日、読谷村多目的広場で男女決勝を行った。
女子は宜野湾が4―3で北谷・美東の合同チームを破り頂点に立った。
男子は読谷・嘉手納の合同チームがあげな・宜野湾の合同チームに20―1で四回コールド勝ちし、栄冠を勝ち取った。
1回1死三塁の場面で適時打を放った読谷・嘉手納合同チームの國吉愛夢。先制点の演出にチームが湧いた。「絶好の場面だったので、打ちたいと思って打席に入った」と振り返った。今大会2打数2安打で打撃賞にも選出された。
投手としても先発し、2回まで登板。投球で意識したことは特になかったというが「まずはストライクが入るように心掛けていた」とはにかんだ。
大会前はそれぞれの学校で練習し、本番に望んだ。次なる目標は中体連での優勝だ。
個人の課題として筋力の強化を掲げる。「足腰を鍛えてバッティングを頑張りたい」と意欲を見せた。
(渡真利優人)
▽男子決勝
読谷・嘉手納合同
432 11|20
001 0|1
あげな・宜野湾合同
(四回コールド)
(読)國吉、玉城―松田
(あ)土田―久高
▽最優秀選手賞 田中光輝(読)
▽優秀選手賞 徳田士恩(あ)
▽打撃賞 國吉愛夢(読)2打数2安打