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FC琉球、きょうC大阪戦 上門、古巣相手に奮闘誓う サッカー・ルヴァン杯


FC琉球、きょうC大阪戦 上門、古巣相手に奮闘誓う サッカー・ルヴァン杯 沖縄開催のルヴァン杯3回戦での活躍を誓うセレッソ大阪の上門知樹(セレッソ大阪提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 JリーグYBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦は22日、各地で行われる。J3のFC琉球OKINAWAは同日午後7時から、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムでJ1セレッソ大阪と対戦する。対戦を前に、セレッソがオンラインで会見した。

 故郷での久々のプレーに注目が集まるのが、元琉球の上門知樹=うるま市出身、与勝高出=だ。「琉球からファジアーノ岡山、セレッソ大阪に移籍して、特に守備の部分で成長した。強化してきたシュートもしっかり見せたい」と持ち味を出し尽くす覚悟だ。

 上門をプロ選手の道へと導いた金鍾成監督について「僕にとっては、監督というより親のような存在。得点して恩返しがしたい」と熱いまなざしを向ける。「先制されたら前に出ないといけなくなり、展開が難しくなる。まずは失点をしないこと。決められる場面でチームとしてしっかり決めにいく」と語る。

 小菊昭雄監督は「琉球は攻撃に強みがあり、GKからしっかりつなぐチーム。長短織り交ぜたパスで背後も狙ってくる」と分析し、「ハイプレスがポイントになる。プレーの質の高さや戦う姿勢、走る強度の部分など、サッカーの素晴らしさを沖縄の方に届けられたらいい」と気を引き締めた。

 (大城三太)