決勝の舞台・横浜に向け出発するキングスの（左から）ヴィック・ロー、アンソニー・マクヘンリーアシスタントコーチ、ジャック・クーリー＝23日午後、那覇空港（大城直也撮影）
屋嘉部 長将 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス（西地区2位）の選手らは23日、神奈川県の横浜アリーナで25日から行われるチャンピオンシップ（CS）ファイナル（決勝）に向けて那覇空港を出発した。
3年連続の決勝進出を決めたキングスは連覇を懸け、ワイルドカードで上がってきた広島ドラゴンフライズ（西地区3位）との決戦に挑む。
出発前に那覇空港で行われた記者会見で桶谷大HCは「CSの厳しい山を勝ち進んでファイナルに行けた。そこを勝ち抜けたからこその自信もある」と歴代の優勝経験チームに勝利してきたことを誇る。
決勝に向け「沖縄アリーナでキングスのファンに後押しされての結果で、ファイナルに戻って来られてうれしい。沖縄をもっと元気にさせられるような結果をもたらせられるように頑張りたい」と意気込んだ。
「チームの雰囲気はすごくいい。僕自身もCSの戦いを経てより自信がついた」と語るのは岸本隆一。対戦相手の広島について、オールラウンドにプレーできる選手が多く、どこからでも点数を重ねられるチームと警戒し「引き続き、自分たちの守備がポイントになる」と堅守での勝利を狙う。
浮き沈みのあるシーズンを応援し続けたファンへ感謝の言葉を口にし「必ず2連覇を達成して、自分たちにとって昨季の優勝とは違った景色を見られるように全力で戦っていきたい」と力強く語った。
CS決勝は第1戦は25日正午から、第2戦は26日午後1時10分から行われる。1勝1敗となれば第3戦は28日午後7時5分から実施される。
