サッカーの第104回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は26日、各地で1回戦が行われた。県代表で2年ぶり5度目の出場となった沖縄SVは広島県のエディオンピースウイング広島で福山シティFC(広島)と対戦し、0―3で敗れた。前半に2点を奪われ、後半はさらに1点を追加された。沖縄SVは前半10本のシュートを放ったが無得点、福山は5本のシュートで2得点した。後半は両チームとも7本ずつのシュート数で、決定力の差が勝敗を分けた。
沖縄SVの小野木玲監督は「自分たちのサッカーができなかったし、させてもらえなかった。ゲームの入りで失点して改善できないまま自分たちで難しくしてしまった。福山の方が準備が良かった」と敗因を語った。
相手守備について「相手選手との個々の競り合いの局面もそうだが、早い段階で進入して相手のほころびをつくろうとしたが一歩遅れてしまい、相手に守備の時間を与えてしまった。同時に、それを上回る攻撃の質もなかった」とコメントした。
(大城三太)