気を引き締めリボンで逆転 金子、伸びやかに演技
女子新体操の金子あかり(南風原3年)が直近大会で敗れた渡慶次梨夢(前原2年)に逆転勝利を収めた。「大会の3週間前から緊張して生活していた。やってきた成果を出せた」と安堵(あんど)した。
最初のクラブは動きが硬く「手元が慌てた」と小さいミスがあり2位発進に。コーチの「最後まで油断しないように」との言葉で気を引き締めた。リボンは伸びやかな動きでミスなしに終え、渡慶次を逆転した。
応援のおかげでプレッシャーと向き合えたという。今回はクラブ、リボンともに20点にわずかに届かなかった。全国では「落ち着いて楽しくやりたい」と今以上の演技を見せる。(古川峻)
今できる最大の演技
男子新体操で3連覇の新垣大輔(南風原3年)の話 リング、ロープともに後半に失速したが、今の自分が出せる最大の演技はできた。前回大会より意識できるところが増えた。体力を強化し、全国で最高のパフォーマンスを出したい。
(県総合運動公園体育館)
【男子】
▽個人 (1)新垣大輔(南風原)20・850(リング10・500、ロープ10・350)
【女子】
▽団体 (1)コザ8・150(D4・60、A3・05、E0・80、減点0・30)
▽個人 (1)金子あかり(南風原)39・650(クラブ19・950、リボン19・700)(2)渡慶次梨夢(前原)38・550(21・150、17・400)(3)嘉手苅望愛(美里)31・950(17・000、14・950)